2008年06月10日

徳川家康の折戸ナス  その①

かの、徳川家康が食べた「折戸ナス」をご存知ですか?

 「一富士、ニタカ、三なすび」といわれた、あのなすびです。
 
 約400年前のこのナスを復元しようという試みがあり、清水の折戸に住む遠藤氏が復元したのです。

NHKでも何度か取り上げられていますのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、まず種さがしから始まりました。
幸運にも、三重県の「野菜茶業試験場」に保存されていて、このうちの一部が遠藤氏により栽培されました。
遠藤氏は、農業の傍ら郷土史家でもあり、ことのほかこのナスに興味を持って、土の管理、肥料のやり方、剪定の仕方、温度管理、日照の管理等、工夫を重ね見事に復元されたのでした。

 私たちは、遠藤氏にお会いし、直接お話を聞く機会をいただき、その時「折戸ナス」の苗を分けていただきました。
我が家の畑に植えてみて、まず驚いたことは、今の品種改良されたナスと違い、原種に近いためか葉っぱも花も大きくワイルドで力強いことです。
徳川家康の折戸ナス  その①





Posted by オチコ at 21:52│Comments(3)
この記事へのコメント
発芽からの生命の胎動
茄子から学ぶ自然科学の
歴史等 あくなき 探究心が
微笑ましく 伝わってきます。
文学者から自然科学へ
リツチに 地域学の観察と
歴史的物語から種のオーラを
感じ入りました。(笑い)
大いに啓発脳業の醍醐味を発信
期待してます。・・・・ね
Posted by 静岡 北安東 老婆心 at 2008年06月10日 22:28
正に温故知新ですね。
家康さんも大層色々な物を食べていたんですね。
でも一番色々な物を食べれたのは料理番の吟味役かな?
仕事柄色々な仕事の苦労があるものです。(笑)
Posted by ふじのおやまのヒデふじのおやまのヒデ at 2008年06月10日 22:28
>老婆心様

 ”たかがナス、されどナス。” ナスひとつでもいろいろなことを
考えさせてくれるものですよね・・・・

 
>ヒデ様

 そう、料理番いいですよねー。
つまみぐいの味って格別ですよ・・・

 でも、同じ役得でも、お毒見役はいやだな~
Posted by おちこ at 2008年06月12日 16:48
 
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    コメント(3)